【東北被災校から感謝のお便り】宮城・気仙沼市立小原木小学校 ←ホッピング

みなさまのネットショッピングなどのご協力で集めた支援金を、
ベルマーク財団に助成して東北被災校を支援し続けています。
2016年度の支援に対し各校から届いた「感謝のお便り」をご紹介します。
宮城・気仙沼市立小原木小学校 ←ホッピング
いつも本校の教育活動にご支援をいただきありがとうございます。
本校は東日本大震災により校庭に仮設住宅が建てられたため、6年近くの間、狭い校庭で学校生活を送ってまいりました。限られた校庭でも楽しく運動させることはできないかいろいろ考えた結果、長年PTAで貯めてきたベルマークのポイントを活用して遊具を購入することにし、平成26年度にホッピングを一組購入させていただきました。おかげさまで低学年、中学年を中心に、天気の良い日には校庭で楽しく運動をしております。
平成29年1月にようやく仮設住宅が撤去されることになりました。これからは広い校庭で遊んだり運動したりできるようになります。いただいたホッピングも児童の体力向上に有効に活用させていただきたいと思います。
これまでのご支援に感謝申し上げますとともに、これからも引き続きご支援を賜りますようよろしくお願い致します。
平成28年12月28日 気仙沼市立小原木小学校
2016年度 ベルマーク財団の東北被災校支援
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2016年度(2016年4月~2017年3月)
総額3,336万円
うちウェブベルマーク協会からの助成金は、958万円
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東日本大震災の被災校の多くは、なお復興の途上にあります。
2016年度は、
● 岩手・宮城・福島3県の計146校に対し、
各校が希望する備品や生徒移動のバス費用を援助しました。
対象となる被災校は、
● 岩手県 31小学校と25中学校
● 宮城県 15小学校と28中学校
● 福島県 36小学校と11中学校です。
昨年度より12校減りました。
対象校を決めるに際し、
現地の実情に詳しい各県の小学・中学校長会の協力を得ました。
1校あたり30万円から18万円を限度に、
部活動や遠征試合、校外学習などで
生徒が移動するときに利用するバスなどの交通費援助、
学校が必要とする備品を選んでもらいます。
東北では今なお、不自由な仮設住宅に暮らし、
仮設・間借り校舎で勉強している子供たちが少なくありません。
校庭が部活動などに使えず、バスを借りて遠くまで移動している生徒もいます。
新しい校舎ができたのに、必要な備品・教材が足りない学校もあります。
これからも支援が必要です。