【続報・被災地からのコラム】 海の再生願い、全校児童で表現劇を熱演 朝日新聞宮古支局・阿部浩明

海を舞台に、漁業の歩みやふるさとに寄せる思いを描いた表現劇「海よ光れ」が2015年11月1日、岩手県山田町の町立大沢小学校(佐久間充校長)で上演されました。稽古を積んできた全校児童80人は、漁師町の喜びや苦難を、歌を交えながら生き生きと演じました。仮設住宅の人も含めて大勢の地元住民が詰めかけ、会場は涙と拍手に包まれました。


1幕6場、約50分の劇は、孫に語り聞かせる古老の回想を軸に進んでいきます。スルメイカの大漁で活気づく大沢地区の浜、底引き網による乱獲が招いた不漁、そして明治29年の三陸大津波……。歴史を振り返った最後に、「海を守れ、生き返らせろ、海よ光れ」と願いを込めて呼びかけました。

oosawa4.jpg

写真説明:子どもたちが体験学習で作ったスルメイカも登場した

ステージの周りでは、4年生以下の児童が連なってさまざまな波動を表現。昔ながらの漁具や、浜仕事の体験学習で作った本物のスルメイカも登場しました。

「海よ光れ」は初演の1988年から続く同校伝統の全校表現劇です。生みの親の一人で大沢小の元校長箱石敏巳さん(74)は「学校にとってこの劇は、年間を通じた教育の太い幹になっている。友だちとのかかわりや地域を学ぶ取り組みなど、ここから学習が大きく膨らんでいくのです」と言います。「脚本は同じでも、気持ちを精いっぱい表現しようとする子どもたちの頑張りに、毎年、新たな感動を覚えます」

oosawa2.jpg

写真説明:方言を駆使して熱演。会場は笑いと涙と拍手に包まれた

最前列で盛んに拍手を送っていた大沢小卒業生の佐々木正彦さん(72)は「毎年必ず見に来ています。子どもたち一人ひとりが役に徹し、本当にすばらしかった」。児童が駆使する方言に笑ったり、目にハンカチを当てたりしていました。

「母国の子どもたちは、こんなに上手には演じられないね」。アイスランドから岩手大学に留学しているダビズさん(24)は、留学生仲間と観劇に訪れました。劇中、明治の大津波で山田町だけでも3千人近く死亡したことが紹介されると、「津波の犠牲者がこんなに多いとは」と驚いていました。

ヘッダー写真説明:ステージの演技に合わせ、連なって縦波や横波を表現する児童ら(写真はいずれも岩手県山田町の大沢小学校体育館)

ウェブベルマークとは

教育支援のパイオニア ベルマークのウェブ版

2013年9月、東北被災校支援をきっかけに始まりました。 自己負担がなく、ネットショッピングで支援金を生み出すことができる仕組みです。

>詳しくは、こちらへ!

Yahoo!ネット募金

Tポイントやクレジットカードで、寄付できるようになりました。

>寄付は、こちらから!

1クリック募金(協賛サイト負担)

ひとり1日1回クリックするだけ、東北被災校へ1円募金!

↓このバナーからウェブベルマークサイトへ。

ネットショッピングで、東北の被災校支援を。Web Bellmark

ウェブベルマーク紹介動画

人気記事

カテゴリー

ウェブベルマークをPRしよう!データ(チラシ・説明資料)をダウンロードできます!

チラシデータ(PDF A5版 カラー・モノクロ)と2017年度説明会にて使用する説明資料(パワポ・PDF)をご用意しています。自由に加工してください。

> チラシデータのダウンロードは、こちら!

> 説明資料データのダウンロードは、こちら!

2017年度版のチラシデータをご用意しました。(2017/03/14)

NEW! 2017年度版の説明資料(パワポ・PDF)をご用意しました。(2017/04/21)

LINE公式アカウント

ウェブベルマークLINE公式アカウントです
@webbellmarkでも検索可能です
「利用」「アプリ」など、トークで話しかけてみてください!

友だち追加数