【被災校レポート】東日本大震災の被災校、宮城県気仙沼市「唐桑中学校」の子どもたちがつくった「チャリティ年賀状」が絶賛発売中!
ウェブベルマーク協会と博報堂アイ・スタジオが取りくんだ「チャリティ年賀状 デザイン教室」が11月27日に宮城県気仙沼市の「唐桑中学校」で開催されました。
19種類のかたち×20色の紙のパーツを4種類×10色の台紙に自由に組み合わせ、「東北の未来への希望」をテーマに年賀状のデザインをつくります。
色の組み合わせ方、パーツの組み合わせ方によって、どんなふうに自分の伝えたいことがあらわせるかというアートディレクターの話を、子どもたちが“うんうん”とうなずきながら真剣に聞いている姿が印象的でした。
最初“できるかな”と不安そうだった子どもたちも、気仙沼のシンボル「折れ石」や、空に向かって力強く飛び跳ねる「カツオ」、気仙沼市ゆるキャラの「ホヤぼーや」など、オリジナリティあふれる作品を次々とつくっていきます。
子どもたちの想像力に無限のパワーを感じます。
そんな子どもたちの姿を見ながら、
みんな、なにを想いながらつくっているのだろうか?
あの日の光景を思い出している子もいるのだろうか?
などと思っていましたが、最後に作品に込めた想いを発表する姿を見て、子どもたちがしっかり前を向いて歩いていることを感じることができ、逆に勇気をもらった気がしました。
また、今回のデザイン教室について、「震災後たくさんの人に助けてもらったので、支援されるばかりでなく自分たちが誰かを支援することができるのが嬉しい」という言葉をいっぱい聞きました。
本当に苦しい時に人のやさしさを感じたからこそ、自分たちもお返ししたいという気持ちが自然に生まれてきたのだと思います。
東日本大震災からもうすぐ丸5年が経とうとしていますが、まだまだ復興は終わっていません。一人ひとりのちょっとした気持ちでたくさんの人の気持ちがあたたまります。
ぜひ、1枚でも多く売れて子どもたちの気持ちが被災校のみんなに届きますように。
1枚につき、10円がウェブベルマークへ寄付されます。
こちらのサイトからデザインを選んで、お申し込みください!>>> https://www.i-studio.co.jp/charity-nengajo/design-workshop/