【被災地からのコラム】選挙出前講座 気仙沼高生が「模擬投票」初体験 朝日新聞気仙沼支局・青瀬健

今年夏の参院選から、投票できる年齢が18歳以下に引き下げられる。宮城県選挙管理委員会には、選挙についての出前講座をして欲しいという要望が、複数の高校から寄せられている。被災地の気仙沼市にある気仙沼高校もその一つ。1月19日、3年生のうち既に進路が決まっている約70人が講座に出席。選挙一般についての説明を聞いた後、4人の候補者から1人を選ぶ模擬投票に臨んだ。県選管の職員は「皆さんの判断は正しい。自信を持って投票しましょう」と呼びかけた。


争点はずばり「復興」。政策と、実現するための手段、気仙沼市民の税金を増やすかどうか、の3点をそれぞれが訴えるという設定だ。

例えば徳川いえやす候補は、「道路・住宅の災害復旧を最優先!」と掲げた。そのためには「インフラ整備を優先し物流を促進させ復旧を加速する」。税金は「少し減らす」。

うえすぎ謙信候補は「子育て世代が住みやすい街に!」と呼びかけた。手段は「保育園を増設し小学生までの医療費を無料にする」。そうすると税金は「増やす」ことになる。

ほかの2人も紹介しましょう。

豊臣秀吉候補は「高齢者が住みやすい街に!」と訴えた。「老人ホームを増やしたり高齢者の医療を補助する」が、税金は「現状維持」で済ませる。

最後に織田のぶなが候補。政策は「漁業を活性させ復興を目指す!」。「水産加工施設や漁業者へ補助する」ので、税金は「少し増やす」。

うまいなあと感心した。選挙の仕組みを教えているようで、実は若者に、故郷の復興、そしてこれからの街のあり方も考えさせていた。

意中の候補者の名前を書いて、気仙沼市選管が用意した本物の投票箱に1人1人が票を投じた。

あけてみると、票は見事に割れた。徳川氏が29票で当選。以下、うえすぎ氏17票、織田氏15票、豊臣氏11票と続いた。なぜか無効票が1票あった。内容は明らかにされないので分からないが、迷って白票にしたのか、「どちらも素晴らしい」と感じた2人の名前をつい書いてしまったのか。

私も投票先を考えてみた。誰か一人を選ぶのは難しく、復興に唯一の正解はないと思った。

内海未歩さん(18)は織田候補を選んだ。「気仙沼は漁業が伸びてこそ、復興につながると思うから」と説明してくれた。自身はこの春から仙台市のインテリアの専門学校に進む。自宅からは通えないので、仙台で下宿生活を送ることになる。

「気仙沼には何が必要なのか、外に出て少し引いて見てみます。古里のためにも投票には必ず行きます」と話してくれた。

自分の18歳のころを振り返ると、進路をはじめ自分のことばかり考えていた。内海さんのような若者がいるのは、被災地にとっても心強いだろう。


ヘッダー写真説明:模擬投票をする気仙沼高校の生徒ら=気仙沼市

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