【事務局リレーコラム】ベルマークのボランティア募集に続々名乗り ベルマーク教育助成財団・小菅 幸一

 上から目線のすこし不遜な言い方かもしれませんが、「この世間、そう捨てたもんじゃない」。そう思います。

 いろいろな苦しみを抱えて困っている子どもたちのために使ってほしい。そんな温かい思いのこもったベルマークが毎日のようにベルマーク財団に届きます。「寄贈ベルマーク」と呼んでいます。それを仕分け・集計するボランティアを募ったところ、北海道から沖縄まで、続々と手が挙がっているのです。

 東日本大震災で傷ついた学校に対するベルマーク財団の支援事業は5年目になります。その元になるのは、ウェブベルマーク運動による支援金はもちろん、さまざまな企業・団体・個人からの寄付金、ベルマーク活動をしている学校が貯めたベルマーク預金を自分のために使わずに被災校に贈る「友愛援助」、ベルマーク預金を使って自校の備品を購入することで自動的に生まれる援助資金がありますが、もうひとつの大きな柱がこの寄贈ベルマークです。
震災後4年間で計3億7240万円になる被災校支援のうち、3870万円分が寄贈ベルマークからでした。

 こうしたマークのほとんどは、切り取ったそのままの状態で届きます。でも、商品にマークをつけている協賛会社ごとに仕分けして点数を集計し、協賛会社に請求しない限り、支援資金として活用することはできません。

 これまでは約20の個人・団体が自発的に仕分けを手伝ってくださっていました。ですが、寄贈マークは月に300通ほど、封筒やパックで寄せられます。とても対応しきれません。そこで、仕分けボランティアのなり手を「ベルマーク新聞」新年号やホームページで求めました。

 そこに、3月初めの段階ですでに60を超える個人・団体が応じてくださいました。

「昨年まで学校でベルマーク活動をしていましたが、個人でもやりたいと思っていました」

「細かい作業が好きなので、楽しみです」

「子どもが卒業したので、これを機に活動したい」

「家族、子どもたちと一緒にボランティアしたいと思います」

「(仕分けは)未経験なので、分量を少なくお願いします」

「袋パンパンでもOKです」

学校でPTAとして仕分けをしたことのある人たちが多いなか、経験のない方々も声をかけてくださいました。目頭がちょっと熱くなります。
ベルマーク運動は、始まってから今年で55年になります。こういう善意の積み重ねに支えられて長く続いているということを実感します。
仕分けボランティアの募集は現在進行形です。お気軽に電話(03-5148-7255)や、メール(toiawase@bellmark.or.jp)でご連絡ください。

【写真説明】
1)ベルマーク財団に届く寄贈ベルマークの入った数多くの封筒
2)仕分けボランティアから寄せられた手紙

仕分けボランティアの手紙.jpg
3)30年もボランティアを続ける岐阜県多治見市の「仕分け虹の会」のみなさん

仕分け虹の会.JPG

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