【東北女子のおすすめグルメ情報】仙台・万民酒家 中華玄武

こんにちは!GWは満喫できましたか?今年も家族とピクニックをしてリフレッシュしてきました。たたえです。
今回はGW前に駆け込みで訪れたお店を紹介しようと思います。
大学病院近くの中華料理店、玄武。お店の周りに漂ういい匂いに誘われて入ってからのお気に入りです。この立地にしては珍しく、ごはん時になるとお店の前に列ができているんですよ。
この日はお昼過ぎにサロンの予約を入れていたのですが、寝坊してしまって結構急いでいたんですよね。ということもありバス停を目指している途中目に入った玄武に反射で入店。
小さなお店ですが、わりと最近できたということもあり店内も綺麗です。これなら女の子だけ、あるいはおひとりさまでも入りやすいのではないでしょうか。この点からすると“汚い中華料理店こそ美味しい”の法則から外れていますが、ちゃんと美味しいのでご安心を(笑)
カウンター席につくと、積み上げられた皿の奥ではもくもくと湯気があがっていて、まさに中華料理屋さんという雰囲気。
小さな調理場で一瞬の隙も見せずにキビキビ働く男性たちの動きは、つい見つめてしまいます。暑い厨房のなかで繰り広げられる調理の模様は、まさに“勝負”。そんなアツい雰囲気と、芳しい中華の香りにそそられた食欲とが相まって、食事に対する動物らしい高揚感が掻き立てられてくる感じがします。
そして、そのタイミングでオーダーしていた料理が到着。まずは羊肉の餃子。
前回来たときに物珍しさから頼んでしまったのですが、これがハマる。ラムが結構主張してくるので苦手な人は食べられないかもしれませんが、この羊独特の複雑な香りと中華系のスパイスがすごく合うんですよね。例えるならば、ワーっと広がった羊たちを、スパイスとお酢が牧羊犬の容量でうまいことまとめてくれる感じ。クセのある食べ物が好きな方は好きなのではないでしょうか。そして、口に含んだときの肉汁の溢れようもすごい。ラムでこんなに肉汁を感じたことがなかったので、初めて食べたときは「新しい羊の楽しみ方を発見してしまった!」と密かに興奮しました。
そしてお次はメインの回鍋肉定食。
中華料理店というと量で殺しにきているようなお店も多いですが、こちらのお店は中華のなかでは現実的な量で出してくれるので、躊躇せずに定食を頼めるのも個人的に嬉しいポイントです。それでも食が細い方には多いかもしれませんが…笑
ガッツリ油なイメージの回鍋肉ですが、大ぶりのザクザクキャベツがたくさん入っていたおかげで途中でくどさを感じることもなく完食できました。というより、冒頭でも触れたようにここは勝負の場。時間が迫っているなか、無心で食べる。厨房で働く男性陣に感化されながら、雑念を忘れ、ただ目の前の料理だけと向き合う。おしゃべりしながらの食事も楽しいけれど、こんな“真剣勝負”な食事もニンゲンの感覚を呼び覚ませていいなと思いました。私はこうしてニンゲンに帰っている間にサロンに遅れたので、みなさまは攻めすぎに注意して料理と勝負を楽しんできてくださいね。
今回ご紹介したお店の詳細データ
店名 万民酒家 中華玄武
住所 〒981-0933 宮城県仙台市青葉区柏木2-1-11
電話 022-346-7439
時間 ランチ:11:30~15:00(L.O.14:30) ディナー:17:00~24:00(L.O.23:30)