【被災校訪問レポート・宮城】子どもの心のケアが大きな課題=石巻市立湊小学校
湊小学校は2014年4月、湊第二小学校と統合し、改修が終わった校舎で新たに再開しましたが、地域が壊滅的な被害を受けたことから子どもたちの転出が重なり、現在では213人と元の湊小学校より児童数は少なくなりました。
やはり学区外の仮設住宅からスクールバスなどで通う児童が約1割います。スクールバスに間に合うよう、放課後実施していた校内清掃を昼休みに行っています。
震災後、他校の校舎を間借りしていましたが、昨年改修が終わり元の学校に戻りました。
「震災後、子どもの心のケアが大きな課題になっています。特に高学年の子どもたちは、社会の大変さを感じているようで、担任を含め学校全体で対応しています」と佐々木隆哉校長は話します。
ヘッダー写真説明:ベルマークで購入したトランシーバーで話す佐々木校長。他のフロアとの通信に役立っています=湊小