【東北被災校から感謝のお便り】岩手・大船渡市立大船渡小学校 ←電子黒板

みなさまのネットショッピングなどのご協力で集めた支援金を、ベルマーク財団に助成して東北被災校を支援し続けています。
2016年度の支援に対し各校から届いた「感謝のお便り」をご紹介します。
岩手・大船渡市立大船渡小学校 ←電子黒板
ベルマーク教育助成財団 御中
早春の候、皆様におかれましてはますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
さて、過日は、「寄贈ベルマーク預金」により、大変素晴らしい電子黒板を購入させていただき誠にありがとうございました。
この電子黒板を活用して、4年生が道徳の授業を行いました。電子黒板に映し出される挿絵を活用することで、子供たちの授業への意欲が更に高められ、中味の濃い授業を展開することができました。今後は、更に様々な授業で大いに活用させていただき、子供たちの学習を深めてまいります。
本校は、あの大震災当日、校舎の1階が浸水いたしました。しかし、学校にいた児童全員、高台の中学校に全力で逃れ、無事危機を脱することができました。
震災から6年が経ちましたが、復興に向け、学区のあちらこちらで工事の鎚音がし、通学路も多くの工事車両が行き交うという毎日です。
震災前とは異なる状況がいろいろ続いておりますが、子供たちは、このような中でも明るく元気に学校生活を送ってくれていることが、私達教職員にとって何よりの喜びです。
これからの大船渡を担う子供たちが、心身共にたくましく、着実に成長していけるよう、私達教職員一丸となって邁進してゆく所存です。
貴財団のこれからの更なるご活躍とご発展をお祈り申し上げ、お礼の挨拶といたします。
▲ 4年生の道徳の授業